犬大型
サモエドの健康ガイド
別名: サミー, スマイリーサミー
この品種について
笑顔のサモエドは、本来の気候から遠く離れたマカオで暮らすフレンドリーな北極圏の犬種です。ここでのサモエド飼育の第一則は暑さ対策、次に関節、巨大な被毛の下の皮膚、そして犬種特有の腎臓病です。
マカオの気候での暮らし
亜熱帯都市で北極のダブルコートをまとうということは、夏の散歩は短く・日陰で・一番涼しい時間帯に、家ではエアコンを、という意味です。被毛は暑さも遮断するので絶対に刈らないこと。代わりにプロのアンダーコート処理をし、濡れたら完全に乾かしましょう。
かかりやすい病気
熱ストレスと熱中症
サイン: 暑い日の激しいあえぎ、よだれ、脱力、虚脱、嘔吐。
予防: 夏は日の出前か日没後に散歩し、水を携帯を。暑さでふらついたら緊急事態です。水道水で冷やしながらすぐ来院を。
股関節形成不全
サイン: 休息後のこわばり、うさぎ跳び、運動を嫌がる。
予防: 大型犬用パピーフードで細めに育て、早期の関節検査を。
サモエド遺伝性糸球体症(腎臓病)
サイン: 若い犬、特にオスでの飲水量と尿量の増加。
予防: 予防はできません。1歳から毎年の尿タンパク検査で早期発見を。
被毛の下のホットスポット
サイン: 濃い毛の下に隠れた突然の湿った痛い皮膚炎。
予防: 濡れたら皮膚まで乾かし、週1回毛を分けて皮膚を点検しましょう。
毎日のケアのコツ
- 夏の外出は毎回、暑さを軸に計画を。日陰・水・短時間・涼しい時間帯。
- アンダーコートはプロに任せ、絶対に丸刈りにしないこと。
- 週1回、毛を分けて隠れた皮膚をチェック。
- 1歳の誕生日から毎年尿検査をして腎臓を見守りましょう。
健診スケジュール
生後8〜16週
ワクチンプログラムと股関節評価、被毛ケア計画。
1〜6歳
年1回の健診で尿タンパク検査、皮膚・関節の確認。
7歳以上
年2回のシニア健診で血液検査と腎臓のモニタリング。
このガイドは品種全体に関する一般情報であり、個々のペットの診察に代わるものではありません。迷ったら、いつでもクリニックにお電話ください。
ロイヤル獣医センターの獣医チームが監修しています。